「週刊新潮」2021年2月18日増大号の書評欄で、作家の大竹昭子さんが『したてやのサーカス』をご紹介くださいました!
「一言で言えるものはすでに存在するものの別バージョンだが、発明されたものには明確な名前も形もない。あるのは、こうでありたい、という切実な願いだけなのだ。」
「人間本来の力が引き出せれば、社会のあり方が変わるという確信がある。それには思いだけが先鋭化しても、緊張感が緩んでもだめで、自己と他者を往復し、自分の今を見極めるちせいと認識力が欠かせない」
本書で伝えたかった核心がすべて語られている上に、「その先」までを鋭くあたたかく指摘してくださる評に感激しています。ありがとうございました。