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4/29・青木真兵×光嶋裕介×白岩英樹トークイベント「ぼくらの『アメリカ論』のゆくえ」


第2次トランプ政権発足から3ヶ月。アメリカ、そして世界情勢はますます混迷を極めています。

そんな中、昨年10月に夕書房より刊行した『ぼくらの「アメリカ論」』が、第34回高知出版学術賞の特別賞を受賞しました。

 

青木真兵さん、光嶋裕介さん、白岩英樹さんがそれぞれの立場から「アメリカ」を見つめ直し、互いに影響を与え合いながら思考を深めていったこのリレーエッセイの、「学術的意義」とはなんなのか。

それは、社会で起きている問題を自らの経験に照らし合わせて考え、他者との対話を通して学び、折り合いをつける術、解決への道を導こうとする姿勢を、具体的に提示したことではないかと思います。

 

受賞を記念して、著者のお3方によるトークイベントを開催いたします。

本書の刊行後のアメリカや世界をめぐる情勢、日本の立ち位置など、話題はつきません。リレー連載のつづきを対面で行うような、親密で楽しい会になると思います。

 

新緑美しい京都の夜を、ぜひご一緒に。


高知出版学術賞(特別賞)受賞記念 青木真兵×光嶋裕介×白岩英樹トークイベント

ぼくらの「アメリカ論」のゆくえ

日 時 2025年4月29日(火・祝)17:00-18:30(16:30開場)

 

ゲスト 青木真兵(思想家、人文系私設図書館ルチャ・リブロキュレーター)

    光嶋裕介(建築家)

    白岩英樹(アメリカ文学者)

 

会 場 夕書房・文庫喫茶    

    京都市北区小松原北町59-21

 

料 金 1500円+1ドリンクオーダー

 

定 員 20人

 

申 込 こちらのフォームよりお申し込みください

 

プロフィール

青木真兵(あおき・しんぺい)

1983年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。博士(文学)。社会福祉士。2016年、移住先の自宅を私設図書館として開く。奈良県東吉野村在住。著書に『武器としての土着思考』(東洋経済新報社)、『手づくりのアジール』(晶文社)、妻・青木海青子との共著に『彼岸の図書館』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、光嶋裕介との共著に『つくる人になるために』(灯光舎)がある。

 

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)

1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。博士(建築学)。ドイツの建築設計事務所で働いたのち帰国、独立。神戸市在住。著書に『ここちよさの建築』(NHK出版 学びのきほん)、『これからの建築』『つくるをひらく』(ミシマ社)、『建築という対話』(ちくまプリマー新書)、『増補 みんなの家。』(ちくま文庫)など。

 

白岩英樹(しらいわ・ひでき)

1976年、福島県生まれ。高知県立大学文化学部教員。専門はアメリカ文学、芸術、思想。博士(芸術文化学)。AP通信、東京都市大学、国際医療福祉大学等を経て、2020年より高知市在住。著書に『講義 アメリカの思想と文学――分断を乗り越える「声」を聴く』(白水社)、共著に『ユニバーサル文学談義』(作品社)、訳書にキャスリーン・マシューズ『祝福の種』(作品社)など。