新型コロナウイルスの感染拡大により、3月以降中止や延期を余儀なくされたトークイベントツアーを、オンラインに形を変えて再開します。
1回目のゲストは、『彼岸の図書館』にも登場した茶園経営者の野村俊介さんです。
コロナウイルスが社会にもたらした影響の一つに、生活基盤のオンライン化があります(今回開催するトークイベントもその一つ)。これまであくまでリアル、お店での対面販売がメインだった消費活動の軸足も、確実にオンラインへと移ってきています。対面で伝えてきた魅力や価値をオンラインで伝えるには、どうしたらいいのか? リアルからオンラインへとビジネスの現場が移るとき、物の価値にはどんな変化があるのか。
36歳で脱サラ、ひょんなことから300年の歴史を持つ茶園を受け継ぐため兵庫県神河町に移住した野村さんは、茶園オーナー制度や収穫日別のお茶の販売など、独自の方法で「仙霊茶」の販路を広げてきました。
また「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」のお2人が昨年始めた学びの場「山學院」は、市民が主体の「シビック・エコノミー」や社会課題の解決を目的とした「ソーシャルビジネス」へとそのテーマを広げてきています。
今回は神河町と東吉野村をつなぎ、(珍しく)ビジネスのこれからについて語っていただきます!
『彼岸の図書館』増刷記念ツアー「お元気ですか」online①
オンライン化でモノの価値はどう変わる? ビジネスのこれから
野村俊介×青木真兵×青木海青子
*終了しました
日 時 5月3日(日・憲法記念日) 20:00-21:30
参加費 800円(税込)
青木夫妻による緊急対談「COVID-19の最中、何を読む?」を収録した「夕書房通信」vol.1を(あえて)郵送でお届けします。
*書籍『彼岸の図書館』『家をせおって歩いた』『失われたモノを求めて』とのセットもご利用ください(「夕書房通信」つき)。通常200円の送料をサービス!
参加方法 以下のURLよりチケットをご購入ください。
発送連絡メールでzoomの招待URLなどをお知らせします。
チケットはこち→https://yukatakamatsu001.stores.jp/items/5ea8e14c34ef017fb3768b5d
*このイベントはオンラインミーティングツールZoomを使って開催します。
予めPCやスマートフォンにZoom(https://zoom.us/)のインストールをお願いいたします。
*参加の際は音声・ビデオともにミュートに設定してください。
*質問タイムには挙手にて議論にご参加いただけます。
プロフィール
野村俊介(のむら・しゅんすけ)
株式会社 仙霊 代表。1978年生まれ。36才で脱サラをして兵庫県朝来市に移住。生姜と胡麻の栽培を始めるが、継承者を募集していた神河町の「仙霊茶」を作る広大な農園に一目惚れ、受け継ぐことに。2018年春より移住、本格的に茶園の運営を始める。兵庫県神河町在住。
人文系私設図書館ルチャ・リブロ
青木真兵(あおき・しんぺい)
「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。1983年生まれ。埼玉県浦和市に育つ。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」(https://omeradi.org/)の配信がライフワーク。障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務める。奈良県東吉野村在住。
青木海青子(あおき・みあこ)
人文系私設図書館ルチャ・リブロ司書。1985年兵庫県神戸市生まれ。約7年の大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともにルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号での刺繍等によるアクセサリーや雑貨製作、イラスト制作も行っている。奈良県東吉野村在住。